咬み合わせ治療のことは大前歯科




歯を一本でも失うと身体のバランスが変わります
身体との関係を無視して入れ歯を作って行くことにも危険性を感じています。
それゆえ、入れ歯の型を取る際には、口の中と全身のバランスを整えてから入れ歯の型を採ることが多くなります。
つまり、デザインや噛む位置、噛む高さは、全身のバランスが整うにつれ、自然に決まっていくものと考えています。

入れ歯の材料はたくさんありますが、身体に合った材料を選んで作っています。
今、入れ歯を入れられている場合はまず、その入れ歯を使って調整をすすめていきます。


歯は身体を支える大事な関節です
私たちは歯を「関節」と考えています。そして歯は身体を支える大事な関節です。歯は時々刻々と動き、腰や頸椎、背骨などの関節をはじめ、臓器、器官などの体の動きに合わせて、顎の位置をも決めています。歯には動きがありその動きが関節の働きをしています。手や足、ひじ、ひざの関節と同じものと考えています。

そして、歯は1本づつ連携しながら、それぞれ機能していると考えています。それをつないでしまう事に疑問を感じます。 たとえば手の指でも5本の指は別々に動くので複雑な動きができ機能しています。 もし2本の指を包帯などで巻いてしまうとか、仮に2本の指を引っ付けると、それにつながる手全体の動きまでもが不自然でぎこちなく、窮屈になってしまうのと同じと考えています。


頭蓋骨のひび、連結部の切断には訳がある
頭蓋骨のひびにはしっかりとしたワケがあります。自由に動くように出来ており、 呼吸するたびに動くように出来ています。
ブリッジや連結冠などで隣り合う歯がつながっていると頭蓋骨も固定され、頭蓋骨の動きやそれに伴う脳脊髄液の流れが停滞し、身体の不調を訴える原因になりかねません。
なかには連結している部分を切断することで体調が良くなることもあります。
どうしても連結が必要な場合は、列車の連結器のような装置のブリッジにすることによって、歯牙本来の生理的動揺を維持するよう、心がけています。


ブリッジには歯をつながない様、以下の方法を採用しています